三重県紀勢町 矢ヶ峯(637.0m) 2011年12月30日
所要時間 10:18 尾根末端−−10:45 TV中継所−−10:54 携帯基地局−−11:24 矢ヶ峯−−11:42 携帯基地局−−12:01 林道−−12:04 尾根末端
概要
井良野集落北西側の林道が左カーブする尾根末端から登り、携帯基地局から下る作業道を下った。この作業道は登りで使った尾根の一つ西側の尾根との間の沢が登山口で道は明瞭。ただし、山頂直下の急登は低い照葉樹の密林状態。山頂は展望なし
次は矢ヶ峯。行者山から南に少し移動した位置にあり、ここも登山道の表記は無し。ネット検索では井良野集落の林道に登山口があるらしいが、地図に出ている林道は集落から山頂北側の谷にかけてある車道くらいなのでそこを目指す。
山頂から東→北に延びる尾根末端を回って西に向かう林道 | 尾根末端 |
国道から西に入って井良野集落内で右に曲がると集落を抜けてダートの林道へ。尾根を回り込んで谷に沿って西に進み始めるが道がある様子は無し。そのまま進んだが登山口の標識は見あたらず、適当に尾根を辿るのがいいと判断し、北東に突き出した尾根突端付近の駐車余地に車を置いて出発。
尾根下部は少し籔っぽい | 赤テープも。物好きがいるようだ |
灌木がうるさい区間は少しだけ | 傾斜が緩むと踏跡出現 |
こんな目印も | 作業道?が続く |
尾根には獣道はあるが人の道は無し。でも植林で灌木藪は薄く苦労はない。傾斜が緩むと尾根が明瞭化し、照葉樹が混じって踏跡も出てくる。再び傾斜が出て植林帯になると間違いなく作業道らしき道が尾根上に出現。このまま上がっていく。
TV中継所 | TV中継所で電線登場 |
籔っぽい緩い登り | 植林帯に突入 |
携帯電話基地局に出る |
東西の太い尾根に出るとTV中継所あり。そこへの送電用電柱沿いに東へと道が降りていた。このままずっと電柱沿いに道が続くか不明だが、麓の集落で山を登る電柱を探せば正式登山口があるかもしれない。緩い尾根を西に進むと携帯基地局が出現。電線はここまで伸びていた。
再び植林帯 | 傾斜が出てくると低い照葉樹林に |
なんかジャングルっぽい | 矢ヶ峯山頂 |
手製の標識群 |
あとは稜線を辿るだけ。道は少し薄くなり登山道というより踏跡に近くなるが、地形は明瞭で問題なし。山頂直下は低い照葉樹の密林状態だが踏跡は続くし目印は多く迷う心配はない。山頂は樹林に覆われて展望無し。手製の標識がいくつかかかっていた。
再び携帯基地局 | 携帯基地局から見た行者山 |
携帯基地局から踏跡を追う | 踏跡は北向きの枝尾根に入る |
明瞭な道が続く | 沢沿いの道から尾根に上がる場所に標識あり |
沢沿いの道 | 林道に出た |
帰りは往路を離れて踏跡を忠実に辿ってみることにした。分岐点は携帯基地局で、ここで踏跡は稜線を離れ、北に分岐する枝尾根に乗り移った。どこに下ろされるのか分からないが北側ならどこかで林道に出るはずだ。途中で北東に進路変更、おお、私が登った尾根の方に近づく。最後は尾根末端まで行かずに右手の沢へと下り、沢沿いの道に合流。下から登る場合は沢沿いの道を直進してしまう可能性が高いが、ここには右に曲がって尾根に登る道に「矢ヶ峯」の古びた標識が地面に転がっていた。そして沢に沿って進むと林道に到着。林道からの入口にある杉の木に赤テープを巻いておいた。